バイナリーオプション初心者で移動平均線の使い方が知りたい人へ
「バイナリーオプションを始めたいけど、何から勉強したらいいかわからない?」
バイナリーオプション取引において1番大切なのは、テクニカル分析ができるようになることです。
チャートの流れを分析し、トレンドを見極められるようになれば、勝率がぐんと上がります。
このページでは、バイナリーオプションのテクニカル分析に使えるインジケーターの1つ、移動平均線について解説しています。
「名前は知ってるけど、何なのかはあまりよく知らない…」という方も、この機会にぜひ移動平均線を知ってみてください
移動平均線って何?
移動平均線とは、指定した期間の終値の平均をつなぎあわせ、線にしたものです。
たとえば5日間を指定した場合、直近5日分の平均値をチャート上に表示することができます。
上の図の赤線と青線はどちらも移動平均線です。
期間は赤線が5日間、青線が25日間を指定しています。
赤線のように指定した期間が短い線を短期移動平均線、青線のように長い線を長期移動平均線と言います。
長期の方が短期に比べて変化がなだらかになっており、それぞれの線を役割によって使い分けることが分析のポイントになってきます。
よく覚えてきましょう。
移動平均線は「トレンド系インジケーター」のひとつ
バイナリーオプションの分析で使われるインジケーターは、トレンド系インジケーターとオシレーター系インジケーターに分けられ、移動平均線は前者に含まれます。
それぞれの代表的なインジケーターは、以下の通りです。
【トレンド系インジケーター】
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目近衡表
- パラボリック など
【オシレーター系インジケーター】
- RSI
- MACD
- ストキャスティクス など
移動平均線の使い方
ここからは、実際に移動平均線を使ってテクニカル分析する方法を解説していきます。
まずはMT4やTradingViewといったソフト・アプリを立ち上げ、「インジケーター」の中から「Moving Average(移動平均線)」を選択してください。
バイナリーオプションは短期取引がほとんどですから、期間は5~25など短めを指定し、種別は「Simple」を選択してください。
期間を分けて複数の線を表示させる場合、見やすいように線の色や太さを変えておくと良いでしょう。
ここまでで準備は完了です。
ゴールデンクロス
上の図を見ると、黄色い丸で囲った部分で赤線と青線がクロスし、線が上昇していったことが分かります。
このように短期移動平均線(赤線)が長期移動平均線(青線)を下から上につき上げる形でクロスした形をゴールデンクロスと呼びます。
ゴールデンクロスができているということは、上がろうとする力が強いことを示しているので、ハイローの取引であれば「ハイ」に投資すると勝てる可能性が高いです。
デッドクロス
ゴールデンクロスとは反対に、今度は青線に対して赤線が上から下にクロスし、そこから線の下降が始まっていますね。
このような形をデッドクロスと呼びます。
デッドクロスができているということは、下へ向かおうとする力が強いことの現れです。
ハイロー取引では「ロー」に投資すると良いでしょう。
他のインジケーターと組み合わせる
さらに勝率を上げたいのであれば、他のインジケーターと組み合わせる方法も試してみましょう。
もちろん移動平均線だけでもある程度までは分析できますが、バイナリーオプションは投資です。
投資をするにあたっては、「この投資をすれば勝てる」と判断するための根拠が多いほど、勝てる確率は高くなると言われています。
正直、「本気でバイナリーオプションで大きく稼ぎたい!」という方であれば、移動平均線だけを使った分析では不十分です。
以下の関連記事等を参考にしながら、複数のインジケーター・分析方法とも組み合わせながら取引をしていくと、勝率も高くなっていきますよ。
インジケーターの組み合わせ方
まとめ
今回の記事では、移動平均線について紹介しました。
移動平均線はプロのトレーダーも含め、バイナリーオプションをやっている人ならだれでも知っている基本的なインジケーターなので、今までよく知らなかった方もよく覚えておきましょう。
また今回の記事を読んで、「バイナリーオプション取引をしたことがなかったけど、少し興味がわいてきた」という方には、以下の記事もおすすめです。