バイナリーオプションの取引を始めたばかりで、
チャートの読み方/パターンを知りたい人へ
バイナリーオプションをしている人は、誰しも「勝率を上げて利益を上げたい!」と考えますよね。
バイナリーオプションで利益を出すには、チャート分析が大事です。
分析した結果に基づいて冷静に取引すれば、あてずっぽうで上下を選ぶよりも確実に勝率を上げられますよ。
今回の記事では、なぜバイナリーオプションでチャート分析が大事なのかを解説。
そのあとで、
- チャート分析におすすめのアプリ
- 初心者でもわかりやすいチャート分析の方法
もあわせて解説します。
ぜひこの記事を最後まで読み、参考にしていただければと思います。
バイナリーオプションで勝率を上げるにはチャートを分析すべし!
バイナリーオプションで勝率を上げて利益を出したいなら、絶対にチャートを分析するべきです。
チャート分析をしないでバイナリーオプションをするのは、ギャンブルと同じといっても過言ではありません。
バイナリーオプションで安定して勝ち続けるためには、分析に基づいた取引を続けることが重要です。
バイナリーオプションでは「テクニカル分析」が重要
バイナリーオプションで勝率を上げたい方は、まずテクニカル分析について勉強しましょう。
バイナリーオプションの分析方法には、「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」の2つがあります。
経済指標やニュースで価格を分析する手法。中長期に向いている。
チャートを見て価格を分析する手法。短期~長期まで使える。
ファンダメンタルズ分析では経済指標の発表値と予測値のズレや、各国のニュース・重要人物の発言などによって価格を予想します。
特性上、長期の取引には向いていますが、数分ほどの短期取引には向いてません。
なぜなら、数分の間に経済指標の影響で値動きすることは少ないからです。
価格の変動幅が大きく荒れやすいので短期取引は危険。
経済指標発表による影響が少なく、価格の変動幅が小さいので価格を予測しにくい。
ファンダメンタルズ分析では「午前12時30分からチャートが乱れる可能性がある」といったざっくりした情報までは分かりますが、上下どちらに動くかまでは予想できません。
一方テクニカル分析であれば、チャートが「数分単位でどう動いているか」まで分析できるので、次の数分で上下どちらに動くかも予想することは可能です。
長期よりも短期取引がメインのバイナリーオプションをやるなら、ファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析をできるようにしましょう。
チャートが分析できれば十分勝率は上げられる
チャート分析ができるようになれば、バイナリーオプションの勝率は十分上げられます。
為替相場の動きにはある程度パターンが存在しますので、きちんと知識をつけて分析できるようになれば、あてずっぽうで上下を選ぶよりは間違いなく当てられる確率を上げることができます。
とは言っても、チャート分析ができるようになるのは簡単ではありません。
チャートを見て様々なパターンに当てはめて判断し、冷静に取引をする必要があります。
知識と経験を積まなければならないのはもちろんのこと、たまたま負けが続いても淡々と分析/取引を続けられる、強いメンタルを持つことも重要なポイントです。
チャート分析におすすめのアプリケーション「MT4」
バイナリーオプションでチャート分析をするには、分析専用のアプリケーションが必要です。
バイナリーオプションの取引画面でもチャートを見ることはできますが、チャート上に線を引いたり、より細かいチャートを表示したりするのは、分析専用のアプリケーションでないと出来ません。
当サイトが最もおすすめするアプリケーションは「MT4」です。
MT4はバイナリーオプションに限らず、FXなど世界中のトレーダーが使っているチャート分析ソフトです。
投資の世界では「チャート分析といえばMT4」と言われているくらい、有名なアプリケーションです。
MT4は誰でも無料でダウンロードできます。
さらに分析のヒントとなる「インジケーター」も無料で使うことができ、初心者の方でも見方さえ覚えれば精度の高いテクニカル分析ができます。
【MT4で使えるインジケーター一例】
・ROC
・RSI
・ストキャスティックス
・ウイリアムズ%R
・移動平均線
・DMI
・エンベロープ
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド
・パラボリック
・HLバンド など
MT4はスマホでも使うことができるので、電車移動の最中にチャート分析の勉強をしたい方にもおすすめです。
操作や見方に慣れるまでは少し大変かもしれませんが、使いこなせれば取引する上での強い味方になってくれます。
まずは無料でダウンロードして、使い方を少しずつ覚えていくことから始めてみましょう。
チャートの見方・分析方法を解説!まずは代表的なテクニカル分析を覚えよう!
チャートを使ったテクニカル分析は、チャートの形だけを見て判断したり、インジケーターを使ったり、数え切れないほどたくさんの種類があります。
今回は、代表的なテクニカル分析として、「三尊/逆三尊」「移動平均線」「一目均衡表(雲)」を紹介します。
代表的なテクニカル分析は、「みんなが参考にする=同じようにトレードする人が多い」ということになります。
つまり、チャートがその通りに動きやすくなるので、代表的なテクニカル分析を覚えておくだけでもチャンスがあるということです。
ぜひ参考にしてください。
【用語解説】
- 反発・・・値動きが跳ね返ったように、反対に値動きすること。「反発」は、意味のある位置を基準にして起きやすいです。
- 支持線(サポートライン)・・・安値を結んだ線が基準になっているライン。チャートは支持線より下には行きにくく、支持線で反発して上昇することが多いです。
- 抵抗線(レジスタンスライン)・・・高値を結んだ線が基準となっているライン。チャートは抵抗線より上には行きにくく、抵抗線で反発して下落する傾向にあります。
- ネックライン・・・三尊の場合は、高値で反発したあとの安値(谷のようになっているところ)を結んだ線。逆三尊は、高値を結んだ線。
「一目均衡表(雲)」で売り買いのバランスを見極める
一目均衡表は、雲のような形が表示されるトレンド系インジケーターで、相場の「売り」「買い」のバランスを判断できます。
一目均衡表(Ichimoku CloudまたはIchimoku Kinko Hyo)
上記の画像のように、チャートが雲より上にいる状態で、価格が下落すると、雲が支持線となり、反発して上昇する傾向にあります。
一方、チャートが雲の下にいる状態で価格が上昇すると、雲が抵抗線となって、反発して下落する傾向があります。
チャートが雲の中にいる時はトレンドが定まっていないため価格が上下しやすいので、無理してエントリーせず、静観しておくのが安全です。
上記の画像のように、雲を突き抜けた場合は、トレンド転換の可能性が高くなり、価格が大幅に動きやすいです。
雲の厚さは「支持線」「抵抗線」の強さの目安にもなるので覚えておきましょう。
雲が薄かったり、交差している部分は支持線や抵抗線の動きとしては、弱いので反発せず、そのままチャートが突破していく可能性が高めです。
「三尊/逆三尊」は大きなトレンド変換のサイン
「三尊(さんぞん)/逆三尊(ぎゃくさんぞん)」は、チャートの形を見て値動きを予測するテクニカル分析です。
別名、「三尊=トリプルトップ」「逆三尊=トリプルボトム」とも呼ばれています。
チャートが三つの山や谷を作るような値動きになるのが特徴です。
上記の画像は、三尊の形になります。(白色の点線がネックライン)
3回高値で反発したあと、ネックラインを突破すると、大きく価格が下落する確率が高い。
3回安値で反発したあと、ネックラインを突破すると、大きく価格が上昇する確率が高い。
こちらは逆三尊の形です。(白線がネックライン)
3回安値をつけて、3回目の反発でネックラインをなんとか突破したので徐々に価格が上昇しています。
三尊/逆三尊には、強い形と弱い形が存在します。
まずは、基本的な形として「三つの山や谷を形成して、ネックラインを突破すると価格が大きく動く」ということだけを覚えておきましょう。
「移動平均線」でチャートの流れを把握する
移動平均線(Moving Average) 白(24) 水色(60)
移動平均線は、指定期間の終値平均値を、1日ずつずらして線でつないだものです。
テクニカル分析で使う代表的なインジケーターなので必ず覚えておきましょう。
移動平均線を使ったテクニカル分析は、いろんな手法が存在します。
まずは、相場の流れ(トレンド)を把握するために使ってみましょう。
相場の流れをチェックする時は、週足や日足などの大きい時間足でチャートを見てから、順番に時間足を小さくしていくようにすると、トレンドが把握しやすいです。
基本的に、チャートは移動平均線に沿うような値動きをします。
画像のように、チャートが移動平均線から離れすぎていると、移動平均線に近づいていくように動いていきます。
上昇トレンドなので、移動平均線付近まで下落してから上昇を繰り返して、徐々に価格が上がっているのがわかりますね。
移動平均線自体が、支持線・抵抗線となることもあるので要チェックです。
まとめ
バイナリーオプションでチャート分析が大事な理由と、テクニカル分析の方法を紹介しました。
世の中に存在するテクニカル分析の種類をすべて把握するのは不可能です。
断言しておくと、テクニカル分析をすべて把握したとしても、勝率が100%になることはあり得ません。
反対に、テクニカル分析を数種類知っておくだけでも利益を上げることはできます。
大事なことは、自分に合うテクニカル分析を理解して使うことです。
ぜひ、自分に合ったテクニカル分析を見つけて利益を上げましょう。