バイナリーオプションについてある程度知識があり、始めることも検討しているが
国内と海外どちらの業者に申し込むべきか迷っている人へ
バイナリーオプション業者には、国内業者と海外業者がいます。
バイナリーオプションの取引ができる点では一緒のはずですが、一体どこが違うのでしょうか。
- 判定時間は?
- 取引回数は?
- ペイアウト額は高い?安い?
- 1回の取引にかかる投資金額は?
このページではバイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いを、特徴ごとに比較・解説しています。
「どういう人にどちらがおすすめなのか」も書いているので、ぜひ申し込み前の参考にしてください。
国内業者と海外業者の定義
国内業者と海外業者は「運営会社が国内か海外か」、その違いで呼び分けられています。
【代表的な国内業者】
- GMOクリック証券
- YJFX!
- ヒロセ通商 など
【代表的な海外業者】
- ハイローオーストラリア
- ザオプション
- バイナリーオプションブレイク など
海外業者であっても多くの業者は日本語にも対応してくれているので、国内業者と同じように取引できます。
ただし取引の仕組みやルールは大きく違うので、最後までこのページを読んで、違いを理解しておきましょう。
国内業者と海外業者を特徴ごとに比較
国内業者と海外業者を特徴ごとに比較しました。
以下の表をご覧ください。
国内 | 海外 | |
判定時間 | 最短2時間 | 最短30秒~ |
取引回数 | 1日12回まで | 制限なし |
ペイアウト額(払い戻し金額) | 一律1,000円または10,000円 | ペイアウト率によって変化(ペイアウト率は1.8倍~2.0倍) |
投資金額(取引1回あたり) | 50円~(業者が指定) | 1,000円~(投資者が選択) |
ここからは国内と海外、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
国内業者の特徴
国内業者も元々海外と同じルールで取引できましたが、2013年に内閣府令に基づいた規制が適用されてからは、仕組みが大きく変わりました。
- 判定時間は最短2時間
- 取引は1日12回まで、
- 払い戻し金額は一律1,000円または10,000円
- 投資金額は50円~(業者が指定)
国内業者のメリットは取引1回あたりの投資金額が安いことです。
投資するタイミングや業者によって変わりますが、最安50円で取引することもできます。
もし50円で予想が当たり、1,000円になったとしたらペイアウト率はなんと20倍!
通常の投資ではありえないほどの倍率です。
デメリットとしては、大きく儲けられないことが挙げられます。
国内業者はペイアウトされる金額が決められており、基本的に1,000円、高くても10,000円です。
しかも1日に12回までしか取引できないので、丸1日(12回連続)勝ち続けても12万円にしかなりません。
「大きく投資して一気に儲けたい!」という目的で始める方には、国内業者は向いていないと言えます。
海外業者の特徴
海外業者での取引には国内業者のような規制がないので、より自由度の高い取引を楽しめます。
- 判定時間は最短30秒~
- 取引回数は無制限
- 払い戻し金額は、投資金額とペイアウト率によって変わる
- 投資金額は1,000円~(投資者が決める)
海外業者なら1日にいつでも何度でも取引でき、投資金額はこちらで決められます。
自信がない方は1,000円、ある方は50,000円など、自分にあった投資金額を自分で決められます。
また判定時間も2時間や1日といった長期のものから、30秒や1分といった短期のものまで様々です。
じっくり流れを読んで投資したい方にも、仕事が終わった1時間だけで取引したい方にも、海外業者はおすすめできます。
デメリットは、投資金額が最低でも1,000円以上である点です。
ある程度自由に使えるお金がある方は問題ないと思われますが、専業主婦の方やフリーターの方からすれば、1回1,000円の取引は手が出しにくいのではないでしょうか。
しかも1日に12回までしか取引できないので、丸1日(12回連続)勝ち続けても12万円にしかなりません。
「大きく投資して一気に儲けたい!」という目的で始める方には、国内業者は向いていないと言えます。
海外業者は詐欺?国内業者の方が安全?
インターネット上で調べると、「海外業者は詐欺ばかりだから利用するな!」といった口コミが数多く見つかります。
たしかに海外業者の中には、きちんとしていない業者も存在します。
口コミによれば
- 入金したのにお金が返ってこなかった
- 出金手続きをしてから何週間も連絡すらない
など、金銭トラブルにあっている人も多いようです。
しかし、だからといって「詐欺ばかり」と言い切ることはできないと筆者は考えます。
海外業者の中には、入出金や問い合わせにもきちんと対応してくれて、利用者から高い評価を得ている業者もちゃんといるのです。
反対に、「国内業者ならすべて安全」と言い切ることだってできません。
国内業者であろうと海外業者であろうと、申し込み前には必ず口コミ・評判を調べて、安全だと分かってから申し込むようにしてください。
まとめ
バイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いを、改めておさらいしましょう。
国内 | 海外 | |
判定時間 | 最短2時間 | 最短30秒~ |
取引回数 | 1日12回まで | 制限なし |
ペイアウト額 (払い戻し金額) | 一律1,000円または10,000円 | ペイアウト率によって変化 (ペイアウト率は1.8倍~2.0倍) |
投資金額 (取引1回あたり) | 50円~ (業者が指定) | 1,000円~ (投資者が選択) |
総括すると、国内業者と海外業者を選ぶ基準は以下のようになります。
- 最安50円など、安い金額だけで取引したい方は国内業者がおすすめ
- 取引金額や時間など、自分に合った取引をしたい方は海外業者がおすすめ
また国内業者と海外業者に共通して言えるのは、安全な業者ばかりではないということ。
業者によっては出金依頼をしても対応してくれなかったり、詐欺のように入金したお金が戻ってこないケースもあります。
「ここで取引したい!」という業者を見つけたら、必ずその業者の口コミ・評判を調べてから申し込むようにしてくださいね。